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TOG冬季研修会・懇親会を開催して

幹事:副会長 町田利正

はじめに、本会に参加され、会場内で急逝されたTOG 473 深川俊太郎先生のご冥福を、慎んで祈り、奥様、ご家族様に心よりお悔やみ申し上げます。

TOG冬季研修会並び懇親会は平成23年11月18日から3日間、箱根で行われました。会場は芦ノ湖畔 ザ・プリンス・箱根です。

19日の研修会・忘年会に向け、18日は佐藤喜一会長ご夫妻をはじめ30名が、東京駅をバスで出発、箱根湯本経由で、宮の下の冨士屋ホテルへ。昼食の「名物カレーライス」は、営々と受け継がれてきた、西洋人好みの濃厚な味でした。天候はまずまず。紅葉の時期にピッタリ一致したとの事。

近くの彫刻の森美術館は、山腹を利用し、箱根の自然と彫像が溶け合っています。現代彫刻の粋、ロダン、ヘンリー・ムーア、マルタ・バン、ピカソ、佐藤忠良、北村西望等の傑作が、刈りそろえた芝の周辺に佇み、我々を迎えてくれました。内輪話ですが、長崎の『平和祈念像』の作者 西望は『将軍の孫』を展示中。その孫の1人が我が家の副院長。彼の美意識では、腹部Ope創は醜くてはならない、と美容外科顔負けのNahtをします。お見せ出来ないのが残念。それは兎も角、まずは箱根第1の美術館を探索しました。

我々は今、外輪山の内側にいます。早雲山からロープウエーを乗り継ぎ、大涌谷を一跨ぎし芦ノ湖畔の桃源台をめざします。眼下にむき出の地面から水蒸気ガスが立ち昇り、太古の箱根山が、ちょっぴり偲ばれます。
箱根は朱に染まる樹木が少なく、紅葉鮮やかとはいかないはずです。しかし、ホテルマンの、今が見頃と云うのを思い出し、通過する峰々、周辺の山達をじっくり俯瞰すると、針葉樹を除き、立派に錦を織りなしています。見直しました。7年寿命が延びる?大涌谷名物、熱々の黒卵を齧りながらザ・プリンスへ。

前夜祭は約50名が参加されました。進行は窪谷潔先生。
会長、副会長 関根憲治先生のご挨拶と、初参加や久しぶりにお目にかかる先生方のお話しがあり、理解と親睦の根が深まりました。食事はホテルメニューのフレンチ。奥様方はバスからの話題が尽きないご様子。
前夜祭の主題は「大箱根カントリークラブ」NO1~18番ホールの攻略法。伝授するのは杉山力一先生。「肩の力を抜いてー、球をよーく見る、以上!」。全員ダダダァ-と前倒れ。ちげえねー。最近は天気予報がよく当たります。
明日は終日、しっかりした雨日だと。予報官の勘違いを望むのみ。

19日、観光組は、雨を恨みながら、芦ノ湖畔を通り、仙石原の広大なすすき野を横断、外輪山を越えて、富士サファリパークへ。そのまま約1時間、車中で、徘徊する、熊、ライオン、トラ等をみる、ざーざー降りにも拘らず、歩き回る猛獣達は、ホスピタリティがありますね。
次いで、ラリック美術館、アール・ヌ―ヴォーとアール・デコを体現した工芸美術作家ルネ・ラリックの作品群が展示されています。宝飾とガラスの工芸品。館内で一休み。森を背にした小さな池には水蓮が。少し離れて半円形の橋がある。ジベルニーのモネの庭園の縮小版だ。降り注ぐ雨が似合います。

ここでランチ。ボジョレー・ヌ―ヴォ―に新鮮な地野菜に魚と鶏肉のカジュアルフレンチ。絶品でした。松信堯会員のお孫さん2人は観光組に入り、ライオンや象をカメラで映したり、ラリックではノートとりです。松信ウイメンズクリニックは、利発な2人で、2代先まで安泰です。雨にぬれて、箱根関所跡へ。よく再現されています。「入り鉄砲に、出女」。箱根は「出女」がターゲット。でも、世に云う厳しい吟味はなかったようです。

ゴルフ組は、主催者の、普段の行いが問われそうな土砂降りの中、ハーフを回って終了。評論はなしとの事。優勝は窪谷先生、ベスグロは杉山先生。
こう云う日は、若者の日なんでしょうかね-、山崎先生!

研修会はTOG会員の特別講演 『私の考える安全医療とアメニティ―実践を通して―』座長は宮川智幸先生。演者は、浦野晴美先生と 西川正博先生。
久々に「アメニティ」の講演です。浦野先生は、新装のクリニックで、出産環境を再構築し、助産師を柱に、きめ細かい自然出産を実践中。ICで自院の出産理念に共感できる妊婦に限定。西川先生は、動画で日常の妊産婦との生の接遇光景を、出産から育児支援まで示されました。西川ワールドはバージョンアップです。両先生にはご苦労でしたが、1つ1つが新鮮で、勉強になりました。
また、場内で、NCPRの『空気・酸素ブレンダー―OA20 (サンユーテクノロジー社)』の商品展示をしました。会員のご要望が多ければ、TOG特別価格の交渉もできそうです。事務局へご意見を!!

大忘年会は80人以上の会員が参加されました。司会進行は、宮川、窪谷先生です。佐藤会長、関根副会長のウエルカムスピーチ。日産婦医会の理事会後、片瀬高(医会常務理事)会員と駆けつけた、竹村副会長の挨拶の後、糸数健先生の乾杯と挨拶、次いでホテルの中島料理長より、本夕のメニューの紹介があり、ディナーに移りました。

料理長は主催者の勝手放題な望みに応え、地場の新鮮な特産野菜、駿河湾、相模湾の海産物を使った、特別な一品料理をずらっと、勢ぞろいしてくれました。
酒は、特産の地酒を用意。焼酎は美味しい物、と注文したら「魔王」、「村尾」が到来。そして何故か「農家の嫁」、「明るい農村」が来ました。「農家の嫁」のどこがうまいのか、判りませんが、今、大人気の銘柄とか。醸造所をみると皆、鹿児島。だったら、昇眞寿夫先生に頼めば良かったと、悔やみました。

今年は、本日を含め、辛くて、重い、忘れられない年になりました。
それでも会場は、慎みの中にも、TOGらしい暖かい交流の輪が随所に見られ、佐藤会長を軸に、忘年会は盛り上がりました。TOGファミリーは健在です。
終盤に、アメリカと日本で活躍の、キィボード奏者中林万里子さんの演奏と旧・湯ヶ島町の郷土芸能、天城連邦太鼓の勇壮な 響きが腹の底まで届いたところで、佐藤会長から、来年の開催地発表!!
安芸の宮島(広島TOG454  久松和寛先生)
閉会の辞は、町田。佐藤会長の強い後押しを頂きましたが、今回は多くの会員、奥様、ご家族の参加を頂き、主催者は感激ひとしおです。諸般の困難にも拘らず、主催者を慮り、無理をおして、箱根へ集結頂いた事は明白です。木野秀郷先生、松信先生をはじめ、多数のご家族様も参加されました。ただ感謝あるのみです。TOGの一体化、『同じ屋根の下で寝起きし、美味しい食事に、おしゃべり』。その真髄をみました。望外の幸せです。今日の雨は私の不徳の致すところ。明日は、念願の富士山を念力でお見せします。

2次会は、40人を越え、三宅馨先生のリードで、今後臨床で実施される胎児モニタリングのTOGとの関わり、岡山の特別養子縁組み等が紹介され、あとは忘年会の余韻を制限時刻11時まで楽しみました。

20日は、元箱根から湖尻まで、観光船で湖をほぼ縦断。富士は見えないが、外輪山の頂きが明るい。バスは盆地の底から、くねくね登り、トンネルを通過して、乙女峠へ。現れました!、富士山の全容が。笑顔がはじけ、拍手、々々。頂きには雪と薄い雲。裾野の端まで全開です。嬉しい記念撮影ができました。旧岸首相邸、旧秩父宮邸を見学して、最後の昼食、「名鉄菜館」へ。この中国料理もなかなかのもの。午後1時に、羽田・東京組、新横浜組に分かれ帰路へ。お世話頂いた全ての方に感謝致します。有難うございました。

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